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横浜市資源リサイクル事業協同組合 青みかんの摘果体験 Rびんプロジェクトで市民バスツアー

 横浜市資源リサイクル事業協同組合(宗村隆寛理事長)は、リユースびん入り飲料を独自開発し地域にリユース文化を広げる「横浜リユースびんプロジェクト」を行っているが、8月2日、その一環として、洗びん工場や原料の産地などを巡る市民向けバスツアーを実施した。

 今回の「地産地消産地を巡るバスツアー夏」では、同プロジェクトで洗びんを行っている丸隆六甲容器株式会社の横浜工場(鶴見区)を見学。洗浄や検品などの行程を見学した後、同プロジェクトの飲料を提供している創作料理レストラン「ど根性キッチン」(泉区)で昼食を取った後、柴シーサイドファーム(金沢区)で「あおみかんのしずく」の原料となる青みかんの摘果体験を行うという、プロジェクト全体のフローをカバーしたプログラムになっている。

 同組合がこのプロジェクトで開発・販売する「あおみかんのしずく」は、一般的には廃棄されることの多い摘果(間引き)された未熟なみかんを原料にした100%ジュース。バスツアーではこの摘果を市民に体験してもらう。実際に参加者に話を聞くと「どれを摘果するのか選ぶのも熟練の技術がいる。しかも、この暑さのなか、作業するだけでも大変なのに捨ててしまうなんて…」と食品ロスへの意識があらたになったことを語ってくれた。

 「リサイクルデザインタウン(地域循環型社会)」の構築をビジョンとして掲げる同組合の取組が確実に浸透してきていることを感じる。なお11月の収穫シーズンにも同様のバスツアーを行う予定だ。

非鉄全連「晴耕雨読@R」を発刊 リサイクル環境推進部会が分析レポート

 非鉄金属リサイクル全国連合会(非鉄全連、会長・六車龍三橋本金属社長=名古屋)はこの程、同連合会内に今年新たに発足した「リサイクル環境推進部会」(部会長・福田隆東港金属社長=東京) がネット上で発行する「晴耕雨読@R」7月号の掲載を開始した。今後月間ベースで発行する予定だ。

 中国の金属資源物資に対する輸入規制以後、業界で関心を集めている銅・雑品スクラップや廃プラ等関連する資源物を巡るレポートを取りまとめたもので、今号は「中国向け銅くず輸出」「同雑品輸出」「単価」「銅くず国別輸出動向」「雑品国別輸出」「税関別銅・雑品輸出動向」「ポリ系輸出」「塩ビ系輸出」動向等10項目に渡って今年1月から5月までの実績等を分析している。

 また、同部会の会合で集約された各社のコメントも掲載されており、関連事項に関心を持つ組合員の「リサイクル環境推進部会」への新規会員も募集している。

 【定期会合で集約された各社のコメント】(抜粋・概要)

 ※雑品は滞留、雑線は比較的流通。足元の雑品の流通は品質にバラ付きの目立つリスクが嫌われて著しく悪化している。一方で利幅の確保し易い銅分42%程度の雑線の方が商売は成立し易く、流通している。

 但し、10~12月の7類(雑品・雑線)の輸入ライセンスの新規発行が不透明で、9月までの輸出で中国向けは止まるのではないかと見る向きが多くなっている。

 中国政府は6類も、20年までに止める考えだ。

雑誌の消費が2桁増 古紙センターまとめ2018年4~6月の古紙3品目消費実績

 公益財団法人古紙再生促進センターではさきごろ、2018年4~6月期の古紙主要3品目(段ボール、新聞、雑誌)の消費実績をまとめた。

 それによれば、2018年4~6月期における消費量は、段ボールが211万4396トンで前年同期比0.3%増加の微増、新聞は79万6160トンで同比7.1%減少となった。これに対し、雑誌は57万4521トンで同比13.0%増加の2桁増となっている。

 見直計画の段階では3品目とも、前年同期に比べマイナス成長となると予測されていた。しかし実績では、段ボールと雑誌については前年同期を上回る結果となった。これに対し、新聞では見直計画の段階では5.5%減とされていたものが、実績では同比7.1%減少と見直計画をさらに下回る結果となっている。

 品目別・月別にみると、段ボールについては、前年同月比でプラスとなったのは5月のみであったが、前年同月比が3.8%増とプラス幅が大きかったため、4~6月期でも微増となった。雑誌は4~6月、すべての月で前年同月を上回り、しかもすべての月で2桁増となっている。

 これに対し、新聞は見直計画でいずれの月も前年同月マイナスとされていたが、実績でも4~6月、すべての月で前年同月を下回る結果となった。

2018年4~6月の古紙3品目消費実績(単位=トン、%)
2018年4~6月の古紙3品目消費実績(単位=トン、%)